田舎で平屋を建てました

我が家の家づくりと、生活について綴っています

工務店とのトラブルあれこれ⑤

昨年末、社長から、

「後付けの玄関収納の設置場所を決めたいので、現場に来てください」

と連絡がありました。

 

収納の位置を決め、社長からは今後の工事の目安を聞きました。

 

大工さんの木工事は、新年入って上旬には終わり、その後、クロス屋さんが入り、クロスを終えてから神棚と玄関収納を取り付けて、キッチン、トイレ、洗面の設備が2月上旬に入ります。

 

との説明でした。

 

 

 

新年が明けて、1週間経ち、社長が最終金額の調整のため、夕方に家に来ました。

夫から工事の進捗状況について確認すると、社長は

 

「今日で大工の木工事は全て完了しました、明日からクロスが入ります」

 

と言いました。

 

その日の午前中にも、現場で社長と会いましたが、木工事が完了するとは聞いていませんでした。

現場では、大工さんが、クロスを貼るところの目地や釘のところを塗料で凹凸をなくす作業をしていました。

 

 

その日で完了するなら、大工さんにも改めてお礼を言いたかったですし、

 

何よりも、木工事完了時の施主の確認はしなくていいのか?と疑問に思い、

 

夫から「木工事完了の確認はしなくていいんですか?」と社長に聞くと、

 

「ですから、昨年末に現場確認してもらいましたよね?それで確認いただいたと思いますが?」

 

と、まさかの返答でした。

 

『木工事完了の確認』なのに、『完了前の、収納の位置確認だけで、確認済み』だなんて、そんな、おかしな話はないです。

 

夫と私で、今からでも、社長立会いで確認したいと伝え、日没後でしたが、懐中電灯片手に現場確認をしました。

 

そこで、

和室の雪見窓について、疑問を社長にぶつけました。

 

窓の仕様については、社長から工事の途中、外壁が入る前の段階で急に

「窓の仕様は、資料どおりでいいですか?」

と連絡がありました。

 

契約前の打合せでは、私たちの方から北側を2メートルたっぷり敷地を空けて、坪庭風にしたい。

そして、北側に面した風呂の窓は、庭を眺められるように大きく、

同じく北に面した和室からも、坪庭を楽しめるように雪見窓をつけたい

と、私が描いた絵を図面にまでして、社長に力説してありました。

 

しかし、それ以降、着工してからというもの、詳しい窓の仕様の説明も、資料も渡されていませんでした。

 

私たちも、あそこまで力説したし、他の部屋の窓についても、平面図、立面図で説明してるから大丈夫だろうと安心していました。

 

 

窓の資料すら渡していなかったと気づいた社長が、慌てて、一枚っぺらの窓の仕様図を持ってきました。

 

この時、社長から詳しく聞かれたのは、窓の外側と内側の枠の色についてのみでした。

 

 

窓が取り付いてから、驚いたのは、雪見窓が、なんと、擦りガラスだったのです!

 

窓の仕様の資料には、擦りガラスとも透明ガラスとも記載はなく、資料の写真でも、どちらか分からないものでした。

 

というか、同じ窓でも、寝室のものは透明ガラスで、和室だけが擦りガラスになっていました。

 

しかし、はめ殺し窓ではなく、バーを回すと、下側が外に向かって開いていくタイプの窓。

 

障子もつけてないので、外から丸見えになるよりは擦りガラスで、外を見たい時には窓を開けるという考えで社長は、この窓を採用したのかもしれない

 

という気持ちでいましたが、現場確認の時、窓を開けてみると5センチくらいしか開かず、とてもとても庭なんて見えません。

覗き込んで、やっと、真下にある家の基礎部分のコンクリートと、数センチの土しか見えない。

 

 

庭が見えない雪見窓なんて聞いたことない。

 

 

社長に、どうして擦りガラスなのか確認すると、

「え?擦りガラスでいいか確認して決めたんじゃなかったですか?」と、、

 

この社長、本当頭大丈夫か??と疑いたくなるほど、「言った言わない」の揉め事を作るので、

 

私たち夫婦は、必ず大事なことはLINEで要望を伝え、そして、必ずスクリーンショットを保存していました。

不意に大事なことを口頭でやりとりした場合も、必ず、「先程の話はこういうことでよろしいですね」とLINEして、社長からの返事を待って、スクリーンショットで保存しています。

 

窓のやりとりも全てLINEでしていますが、窓枠の色しかやりとりしてません。

 

打合せ時には、私が描いた北側の庭を含めた窓の図面のコピーも社長に渡していますし、

社長からもらった資料は擦りガラスかどうかは分からないものです。

 

社長は、ガラスの取り替えを施主と工務店で折半しないかと提案してきましたが、

 

夫は頑なに

「庭が見たいと要望を伝えていたのに、外が見えない窓をつけられて、どうして折半なんですか!」

と納得いかない様子。

 

私も、夫の気持ちは分かりますが、図面にしてまで、要望を伝えてあるから大丈夫だろうと、そこまで確認しなかったのもあるので、

 

「最初、擦りガラスだった時は、まぁ、開くタイプの窓だし、庭さえ見えればと思っていたんですが、全然開かないんですね、これ」

とご立腹な夫に気圧されている、社長を少し擁護しました。

 

すると、社長は、

「いやぁ、このタイプの窓は普通このくらいしか開かないですよ笑」

 

と、、、こ馬鹿にするような半笑い。

 

 

おいっ!!!!!!!!!!!

 

私は思わず

「じゃあ、どうして、擦りガラスなんかにしたんですか?」と呆れすぎて、失笑しつつ言いました。

 

工務店の社長は

「ここは、換気のための窓じゃないんでしたっけ?」

と言い出す始末。

苦しすぎる言い訳、、、

 

夫は、

「換気のためだけだったら、雪見窓にしないし、南側の庭の敷地を削って2メートルも北側の庭を取った意味はなんだったんですか??今から1メートル、北側に家の位置ずらせますか!?」

と言うと、

 

社長は、「分かりました、透明ガラスへの変更は、うちで持ちます」

と渋々、言いました。

 

口で言ってもダメ、

図にしてもダメ、、、

 

どうしたら、この人に伝わるのか、、

 

本当にどっと疲れた1日でした。

 

その日の夜、私はイライラしすぎて眠れず、隣で寝ている夫は、午前3時頃からギリギリギリギリと歯ぎしりをしていました。